イラク

国務長官が米軍基地の夕食を自ら給仕

■聖夜の夕食、兵士らに給仕 イラクで米国防長官 ◎【カイロ25日共同】イラク訪問中のラムズフェルド米国防長官は24日、北部モスルの米軍基地を訪問し部隊を激励、クリスマスイブの夕食で兵士らへの給仕役を務めた。 AP通信などによると、食堂で長官は、…

IMFがイラク向け金融支援承認

■戦争犯罪加担で禁固15年 化学物質売却 ◎【パリ23日共同】オランダのハーグ地裁は23日、イラクの旧フセイン政権に1980年代に化学兵器の原料を売却し、戦争犯罪に加担した罪に問われたオランダ人、フランツ・ファン・アンラート被告(63)に禁固…

35政治団体が、国民議会選の開票結果を拒否

■駐留米軍の削減示唆 米国防長官がイラク訪問 ◎【カイロ22日共同】ラムズフェルド米国防長官は22日、急きょイラクを訪問し、駐留米軍高官らと会談した。 AP通信によると、長官は来年2月までに13万8000人程度に減らす予定とされる駐留米軍につい…

フセイン元大統領が「アメリカ人から暴行を受けた」と主張

■サマワで英軍車列に攻撃 手りゅう弾2個 ◎【サマワ21日時事】陸上自衛隊が駐留するイラク南部サマワで21日午前11時半(日本時間同日午後5時半)ごろ、イスラム教シーア派の反米指導者サドル師派事務所近くをパトロールしていた英軍の車列付近に手りゅう弾が…

議会選開票途中経過。シーア派の優位は動かず

■議会選、バグダッドでの途中経過 【バグダッド 議席数59】 統一イラク同盟(UIA)〔シーア派主流派〕 58% ・ジャアファリ首相。ムクタダ・サドル師派も合流 イラク合意戦線 〔スンニー派連合会派〕 19% イラク国民名簿 〔シーア派世俗派〕 14…

シーア派の「統一イラク同盟(UIA)」がバグダッドで議席の過半数獲得

■議会選で、シーア派与党がバグダッド県で過半数 ◎【カイロ=柳沢亨之】イラク独立選挙管理委員会は19日、15日に投票が行われた国民議会(定数275)選挙の中間開票結果を初めて発表した。 それによると、最大選挙区のバグダッド県(59議席、開票率…

選挙後、各地で武装活動再発

■各地で17人死亡 選挙後、武装活動再開 ◎【カイロ18日共同】イラクの首都バグダッドなどで17日夜から18日にかけ、警察官や政党幹部の親族を狙った襲撃事件が相次ぎ、AP通信によると少なくとも17人が死亡した。15日の連邦議会選挙に伴う厳戒体…

駐留米軍司令官が、親イラン勢力の拡大に警戒心

■親イラン拡大警戒 イラク駐留米軍司令官「新政権樹立に影響力」 ◎【ワシントン=有元隆志】イラクで多国籍軍を率いる米軍のケーシー司令官は十六日、バグダッドから中継映像を通じて記者会見し、十五日に行われた国民議会選挙で、イランがイラク南部を基盤…

ブッシュ大統領、イラク総選挙を評価

■イラク国民議会選 米大統領「画期的」と評価 ◎ブッシュ米大統領は15日、イラクの国民議会選挙が大きな混乱もなく終了したことについて、「民主化に向けた画期的な出来事だ」と高く評価した。ホワイトハウスに、米国内で投票した在米イラク人を招いた席で…

総選挙の開票始まる。シーア派UIA有利だが、連立は避けられない模様

■シリアとイランにも大きな影響=イラク総選挙、民主化の重要な一歩−米大統領 ◎【ワシントン15日時事】ブッシュ米大統領は15日、イラク国民議会選挙について、同国の民主化に向けた「重要な一歩」と高く評価した上で、イランやシリアにも大きな影響を与える…

イラク総選挙の投票始まる。イラク人兵士・警官、米軍合計30万人以上の警戒体制

■前首相政党事務所に放火 イラク、投票所爆破も ◎【カイロ14日共同】フランス公共ラジオによると、イラク総選挙を翌日に控えた14日、南部ナシリヤで、イスラム教シーア派の権威、シスタニ師を批判する発言がテレビで放送されたことに怒った群衆がアラウ…

総選挙前日の様子と在外者投票

■爆弾で米兵4人死亡 バグダッド北西部 ◎【カイロ13日共同】AP通信によると、バグダッド北西部で13日、爆弾が爆発し、パトロール中の米兵4人が死亡した。駐留米軍が発表した。 4人は首都圏の警備を担当していた。爆発時の詳しい状況は分かっていない…

イランから偽の投票用紙か イラク当局は否定

■イランから偽の投票用紙か イラク当局は否定 ◎【カイロ14日共同】15日のイラク総選挙を前に、隣国イランから偽の投票用紙がイラクに運び込まれたとの情報が流れ、イラク内務省が14日「事実ではない」と否定する一幕があった。 AP通信などが治安当局…

日本人人質事件で仲介役のドレイミ氏暗殺

■米軍との掃討作戦で武装勢力753人殺害 ◎【カイロ高橋宗男】イラク移行政府国防省高官は12日の記者会見で、過去数週間に同国西部での米軍・イラク軍による武装勢力掃討作戦で753人を殺害、1978人を拘束したと明らかにした。AFP通信が伝えた。…

総選挙に向けての動き

■早期のイラク全面撤退なら内戦に=来年以降、駐留軍大幅削減は可能−米大使 ◎【ワシントン11日時事】ハリルザド駐イラク米大使は11日、米テレビとのインタビューで、国防族のマーサ民主党下院議員がイラク駐留米軍の半年以内の全面撤退を求めたことに対して…

米軍、イラク紙へ報酬を払って良い記事をかいてもらった可能性

■記者クラブを舞台に工作か イラク紙への報酬疑惑で ◎【ワシントン9日共同】米紙USAトゥデーは9日、イラク駐留米軍が報酬を払って都合のいい記事をイラク紙に掲載させていた疑惑に関連し、米軍の資金提供で設立した「バグダッド・プレス・クラブ」を舞…

15日に迫った国民議会選の行方

■15日、イラク国民議会選 “宗教VS.世俗”鮮明 ◎アラウィ前首相・クルド・スンニ派で連立も 【カイロ=加納洋人】フセイン旧政権崩壊後の本格政権を発足させることになるイラク国民議会選挙(定数二七五)の投票が十五日に迫った。 一月末の総選挙をボイ…

米軍が来年1月の派兵を中止か?

■米軍、来年1月のイラクとアフガニスタンへの派兵中止を計画=政府筋 ◎[ワシントン 8日 ロイター]米軍は、来年1月に予定していたイラクとアフガニスタンへの派兵を中止する計画を策定した。両国への派兵縮小の始まりとなる可能性がある。米国防総省筋が…

ネオコンのウルフォウィッツ氏が「イラク攻撃必要なかった」と発言

■フセイン被告が出廷拒否 不在のまま審理再開 ◎【カイロ7日共同】多数の住民を虐殺したとして戦争犯罪に問われたサダム・フセイン元イラク大統領(68)の公判で7日、フセイン被告はアミン裁判長の訴訟指揮などを不服として出廷を拒否し、被告不在のまま…

続くテロ/叫ぶフセイン/セクハラ解任に異議の女性部長

■自爆テロで38人犠牲 バクダッドの警察学校 ◎【カイロ6日共同】イラク駐留米軍によると、首都バグダッド東部の警察学校で6日、男2人が自爆し、内務省によると警官や生徒ら38人が死亡、76人が負傷した。自爆犯2人も死亡した。15日の総選挙を前に…

女性証人が「拷問」証言 イラク元大統領非難

■フセイン裁判・第3回公判 法廷の正当性争う 弁護団退廷で一時中断 ◎【カイロ=加納洋人】イラクのフセイン元大統領と旧政権幹部七人の犯罪を裁く特別法廷の第三回公判が五日、バグダッドで開かれた。弁護団は冒頭から同法廷の正当性について争い、裁判は正…

元首相暗殺未遂/フセイン裁判再開

■「暗殺されそうになった」前首相自ら明かす ◎【カイロ支局】イラク総選挙に立候補しているアラウィ前首相は4日、「中部ナジャフで礼拝中、武装した男たちに暗殺されそうになった」と語った。ロイター通信が伝えた。 アラウィ氏によると、同氏はこの日、自…

イラク選挙の女性責任者、セクハラで解雇へ

■イラク選挙の責任者解雇へ セクハラなどで国連 ◎【ニューヨーク3日共同】AP通信は3日、アナン国連事務総長が、イラクの選挙支援で陣頭指揮を執った国連政治局のカリーナ・ペレリ選挙支援部長を解雇することを決めたと報じた。 ペレリ部長は女性。解雇は…

中東で深まるアメリカへの不信

■サマワに代わる任務に関心 日本が調整会議でと英紙 ◎【ロンドン2日共同】2日付の英紙フィナンシャル・タイムズは米当局者の話として、イラクに部隊を派遣している各国の調整会議で、日本がサマワでの復興支援に「代わる任務」に関心を示したと伝えた。 同…

ブッシュ大統領のイラク戦略大綱

■イラク戦略 米大統領演説 治安部隊の育成強調 専門家ら「楽観論は危険」 ◎【ワシントン=有元隆志】ブッシュ米大統領は十一月三十日にメリーランド州アナポリスの海軍士官学校で行った演説で、イラク駐留米軍の撤退に向けて不可欠なイラク治安部隊の育成の…

自爆攻撃にベルギー人女性 関連組織の15人逮捕

■「駐留米軍は削減可能」 イラク政策で大統領 ◎【ワシントン30日共同】ブッシュ米大統領は30日、メリーランド州アナポリスの海軍士官学校でイラク政策に関して演説、イラク軍治安部隊に対する訓練の進展を評価し、訓練がこのまま進めば「駐留米軍の規模…

米政府がイラン政府とも対話の姿勢。イラク問題に限り

■イラン新政権とも対話 米、イラク問題に限り許可 ◎【ワシントン=樫山幸夫】米政府は二十八日、イラク問題をめぐってイランと直接対話を行う可能性があることを明らかにした。イランに今年夏、アフマディネジャド政権が登場して以来、米国はその方針を見直…

米軍3万、来年にも撤退か?

■米軍最大3万人が来年初めにも撤退する可能性=イラク治安当局 ◎[バグダッド 29日 ロイター] イラクのルバイエ国家安全保障顧問は29日、同国の治安力に改善が見られるため、来年初めにも最大3万人の米軍兵士がイラクから撤退する可能性があると語った…

フセイン裁判、本格審理先送り

■厳戒下「フセイン裁判」再開 本格審理 先送り 次回は来月5日 ◎関係者の安全確保課題 【カイロ=加納洋人】イラクのフセイン元大統領ら旧政権幹部の犯罪を裁く特別法廷の第二回公判が二十八日、首都バグダッドで開かれた。公判では最近死亡した証人の尋問調…

駐留軍削減後のイラクについて、在イラク米大使がイランと協議

■米、イランと治安協議 駐留軍削減後のイラク ◎【ニューヨーク27日共同】28日発売の米誌ニューズウィークは、イラクの駐留米軍削減後の治安維持の方策を探るため、ハリルザド駐イラク米大使が、イラク武装勢力との関係などが指摘される隣国イランと協議…