国務長官が米軍基地の夕食を自ら給仕


■聖夜の夕食、兵士らに給仕 イラクで米国防長官


◎【カイロ25日共同】イラク訪問中のラムズフェルド米国防長官は24日、北部モスルの米軍基地を訪問し部隊を激励、クリスマスイブの夕食で兵士らへの給仕役を務めた。
 AP通信などによると、食堂で長官は、白いコック帽をかぶり、にっこり笑いながらステーキやロブスター、カニなどを給仕。
 その後、兵士らを前に演説し、イラク戦争での米兵の犠牲を思い返して声を詰まらせながらも、「自由と圧政との戦いでは、最後は自由が勝つ」と述べ、イラク政策が失敗に終わるとの懸念を打ち消した。
 長官は昨年のクリスマスイブにもイラクの基地を訪問している。