インドネシアと関係改善、慎重に進める=豪外相


◎[キャンベラ 4日 ロイター] オーストラリアのダウナー外相は、インドネシアパプア州の住民42人に対して亡命を許可したことから冷え込んでいるインドネシアとの対話を徐々に再開していきたいとの考えを示した。

 外相はABCラジオで「物事を慎重かつ控えめにとらえ、急がないことが最善と考える」と語った。

 亡命受け入れの決定を受け、インドネシアは駐オーストラリア大使を召還。以来両国の政治家やメディアの間で激しいやりとりが続いている。パプア州では、30年以上にわたり独立運動が展開されている。