2005-11-01から1ヶ月間の記事一覧

アメリカが武器輸出を解禁した背景

‎■対インドネシア 米、武器輸出を解禁 テロ戦“前線国家”支援‎ ◎【バンコク=岩田智雄】インドネシアに対する米国の武器輸出が解禁されることになった。米国は、インドネシア軍が東ティモールで引き起こした人権侵害を理由に一九九九年、同国への武器禁輸と同…

安保理付託見送りも、イランが濃縮再開か?

■イラン核で交渉再開要請 IAEA理事会が議長要約 ◎【ウィーン25日共同】国際原子力機関(IAEA)理事会(35カ国)は24日、イランの核問題について、同国に英国、フランス、ドイツの欧州3カ国との交渉を再開するよう求める「議長要約」を了承し…

テロ・撤退の見通し・駐留軍への攻撃

‎■イラク駐留 米軍戦略「テロ一掃、治安維持」 ベトナム戦争に学ぶ‎ ◎【ワシントン=有元隆志】米議会でイラクからの米軍早期撤退の是非をめぐる論議が高まる中、米軍は進行中の「クリア・アンド・ホールド(一掃し、維持する)戦略」を継続している。治安維…

新疆ウイグル自治区で鳥インフルエンザ。家禽二千羽死ぬ

‎■鳥インフルエンザ:新疆ウイグルで家禽2千羽死ぬ‎ ◎中国農業部は23日、新疆ウイグル自治区・米泉市羊毛工鎮で18日に家禽2064羽が死んでいるのが見つかったケースについて、H5N1型の高病原性鳥インフルエンザウイルスに感染したことが原因だったと発表した…

イスラエルでシャロン首相が新党「カディマ」を登録。和平に期待

‎■新党「カディマ」を登録=イスラエル首相‎ ◎【エルサレム24日時事】イスラエル軍放送などによると、右派政党リクードを離党したシャロン首相は24日、旗揚げした中道系新党を「カディマ(前進)」として政党登録した。オルメルト副首相兼財務相ら142人が共…

中国まで天然ガスパイプライン建設の意向。日本まで延長か

‎■中国まで天然ガスパイプラインを建設の意向。日本まで延長か‎ ◎トルクメニスタンのニヤゾフ大統領は22日、首都アシガバットで開かれた会議で、2006年初旬にも中国との間で、天然ガスパイプライン建設計画に関する協定に調印したいとの意向を表明した。中国…

ムスリム同胞団勢力が議会で躍進中

‎■民主化に乗り旋風 エジプト議会選で宗教勢力‎ ◎【カイロ24日共同】エジプトで今月9日始まった人民議会選(定数454)でイスラム原理主義組織「ムスリム同胞団」が躍進中だ。米国の圧力を受けたムバラク政権が進める民主化に乗り、国民に根強い支持が…

NATO加盟国に対して領土・領空通過を禁止。来年1月から

‎■NATO加盟国の領土・領空通過を禁止‎ ◎【モスクワ町田幸彦】ロイター通信などによると、北大西洋条約機構(NATO)高官は23日、中央アジア・ウズベキスタンが隣国アフガニスタンの平和維持活動に携わるNATO加盟国部隊のウズベク領土・領空通過…

大統領指名の3人目の石油相候補も議会が不信任

‎■北朝鮮→イラン、ミサイル取引急ぐ 狭まる包囲網、部品提供を協議‎ ◎【ワシントン=有元隆志】北朝鮮からイランへのミサイル拡散に対する国際的な監視が厳しくなるなか、制裁が発動される前に、両国が地対地ミサイルの取引を急ピッチで進めようとしている−…

アメリカが駐留軍削減を検討

‎■武装勢力700人を殺害 9月以降、イラク駐留米軍‎ ◎【カイロ高橋宗男】イラク駐留米軍は23日、米軍とイラク軍がイラク西部のアンバル県で9月28日から展開していた大規模掃討作戦により武装勢力とみられる700人以上を殺害、1500人の容疑者を…

ザルカウィ死亡を否定

‎■ザルカウィ死亡情報を否定‎ ◎【カイロ23日時事】「イラクの聖戦アルカイダ組織」を名乗るグループは23日、イスラム系ウェブサイト上に声明を出し、同組織の指導者ザルカウィ容疑者がイラク北部での戦闘で死亡した可能性があるとの一部報道を否定した。 声…

バーミヤンの教育文化センターで日本人が講義

‎■文化財拠点で初の研修会 バーミヤン、日本人が講義‎ ◎【バーミヤン24日共同】国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産、バーミヤン遺跡があるアフガニスタン中部バーミヤンに開設された文化財保護専門家養成の拠点「教育文化センター」で24日、ア…

アメリカで、ブッシュ大統領暗殺計画策謀の人物に有罪判決

‎■米大統領暗殺謀議で有罪 アルカイダ幹部と共謀‎ ◎【ワシントン22日共同】米バージニア州の連邦地裁陪審は22日、国際テロ組織アルカイダ幹部と共謀し、ブッシュ大統領の殺害を企てたとして、米国籍のアハメド・オマル・アブアリ被告に有罪の評決を下し…

イスラエル軍がベイルート上空でビラまき

‎■イスラエル軍がレバノン上空でビラまき シリアなど非難‎ ◎イスラエル軍は23日未明、レバノンの首都ベイルート上空へ航空機で侵入し、同国南部を拠点とするイスラム教シーア派武装組織ヒズボラとシリア、イランを非難するビラ数千枚をばらまいた。イスラ…

パレスチナ和平に向けて、イスラエルで来年3月総選挙

‎■来年3月28日に総選挙=パレスチナ和平が争点−イスラエル‎ ◎【エルサレム23日時事】イスラエルのカツァブ大統領は23日、総選挙の期日を2006年3月28日と規定するとともに、国会解散を認める大統領令に署名した。当初予定の同年11月から半年以上前倒しされた…

学校で銃の乱射事件。教師1人が死亡

‎■学校で銃乱射、教師死亡 トルコ、生徒2人負傷‎ ◎【カイロ22日共同】トルコ南東部マルディン県ヌサイビンの学校で22日、男が銃を乱射し、教師1人が死亡、生徒2人が負傷した。AP通信が学校当局者の話として伝えた。 ロイター通信は、犯人は19歳ぐ…

米ブッシュ大統領がアルジャジーラ爆撃を画策か?

‎■米、アルジャジーラ爆撃を画策?=英首相の説得で回避−大衆紙‎ ◎【ロンドン22日時事】ブッシュ米大統領が昨年、ブレア英首相と会談した際、カタールの衛星テレビ局アルジャジーラ本社に対する爆撃計画を持ち出していたとの疑惑が、英首相官邸の極秘メモで…

消えゆくアラル海の住民が集団移住。砂嵐激化のため

‎■アラル海北西部の住民が集団移住 砂嵐激化‎ ◎水量の減少で急激に縮小し、環境悪化が深刻な中央アジアのアラル海で、北西部の住民5000人程度を遠隔地に集団移住させる計画が検討されている。カザフスタン政府関係筋が、毎日新聞の取材に明らかにした。…

アメリカ政府が米議会を無視して軍事支援を再開

‎■インドネシア軍事支援再開 米政府、議会無視して決定‎ ◎【ワシントン23日共同】米国務省は22日、インドネシアに対してこれまで禁じてきた軍事支援の再開を発表した。米議会は先週、インドネシア国軍の人権侵害などを理由に、殺傷力の高い兵器の禁輸継…

欧州との核協議再開へ

‎■イラン核協議再開へ ロも参加、来月6日で調整‎ ◎【テヘラン23日共同】イランのモッタキ外相は23日、今年8月から事実上、中断しているイラン核問題をめぐる欧州との外交交渉を近く再開することで英国、ドイツ、フランスと基本合意したことを明らかに…

バグダッドで有力部族長一家射殺/キルクークで爆弾テロ、21人死亡

‎■イラク国民統一会議 来年バグダッド開催 準備会合、テロ非難声明採択‎ ◎【カイロ=加納洋人】イラク各派の和解を目指してカイロで開かれていたアラブ連盟主催の国民統一会議の準備会合は二十一日、本格的な国民統一会議を来年二月末から三月初めにかけてバ…

‎■レバノン国境でイスラエル軍とヒズボラ交戦、6人死亡‎ ◎イスラエル軍は21日、レバノン南部の国境周辺でイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラと交戦し、ヒズボラ側の6人が死亡、イスラエル兵や国境警察の計11人が負傷した。イスラエル放送などによると…

イスラエルでシャロン新党結成。パレスチナ和平への意思を強調

‎■ガザ境界管理で要員派遣へ EU外相理事会‎ ◎【ブリュッセル21日共同】欧州連合(EU)外相理事会は21日、パレスチナ自治区ガザ地区南部とエジプトとの境界にあるラファ検問所の共同管理にあたる要員50−70人を派遣することを承認した。第1陣20…

中国への石油供給厳守を表明

‎■サウジ石油相「どんな状況でも中国の石油需要満たす」‎ ◎エネルギー行政を担当している国家発展・改革委員会(国家発改委)の張国宝・副主任(写真)は18日からサウジアラビアを訪問。20日には、同国のナイミ石油鉱物資源大臣と首都リヤド市で会談した。21日…

米軍基地を正式に閉鎖

‎■米軍基地を正式に閉鎖‎ ◎インタファクス通信によると、中央アジア・ウズベキスタン南部のハナバード米空軍基地が21日、正式に閉鎖された。ウズベク政府は7月、米政府に同国内の米軍駐留部隊を180日以内に撤退させるよう通告していた。ウズベク東部で…

「爆弾テロは分派の犯行」とJI元幹部

‎■爆弾テロ「分派の犯行」 JIは内部分裂と元幹部‎ ◎【ジョクジャカルタ(インドネシア)22日共同】東南アジアのイスラム地下組織ジェマ・イスラミア(JI)から離反したマレーシア人元幹部ナシル・アバス氏は22日までに、共同通信の取材に応じ、バリ…

イラク大統領がイラン訪問

‎■イラク・タラバニ大統領がイラン訪問‎ ◎イラクのタラバニ大統領は21日午後、イランの首都テヘランに到着した。公式に3日間滞在する。国営イラン通信によると、大統領は訪問前にイラクテレビに「米国を含む世界の国々は、イラクがイランとの関係を強める…

核問題で歩み寄りつつあるイランと欧米

‎■イラン安保理付託求めず IAEA理事会で欧米‎ ◎【ウィーン21日共同】AP通信によると、米欧諸国は今週開かれる国際原子力機関(IAEA)の定例理事会で、イラン核問題の国連安全保障理事会への付託を求めないことを決めた。複数の外交筋が21日、…

武装勢力が対話に応じる姿勢

‎■イラク各派の和解会議、テロ否定の声明を採択‎ ◎【カイロ=柳沢亨之】イラク各派の対立緩和を目的に19日からカイロで開かれていたアラブ連盟主催の会合は最終日の21日、「テロ攻撃は正当な抵抗運動とは認められない」とする声明を採択、閉幕した。 今…

ブッシュ大統領が「イスラム過激派は敗北する運命」と演説

‎■米大統領が、「イスラム過激派は共産主義と同じ運命」と演説‎ ◎ブッシュ米大統領はモンゴルで21日、イラク情勢について「イスラム過激派は共産主義と同じく敗北する運命にある」と演説した。また、「イスラム教を悪用し凶暴なイデオロギーを信奉する敵に…