パキスタン 自爆テロ 米外交官ら死亡


◎ パキスタン南部カラチの米領事館付近で二日、自動車爆弾が爆発し、米外交官一人を含む四人が死亡、四十人以上が負傷した。現地の警察当局は自爆テロとみている。パキスタンではイスラム教の預言者ムハンマドの風刺画問題で、各地で反米デモが続いており、ブッシュ米大統領の訪問を前に緊張が高まっていた。同大統領は訪問先のインドで「テロリストと殺人者が私のパキスタン訪問を妨げることはできない」と述べ、予定通りパキスタンを訪問することを強調した。(バンコク 岩田智雄)