■アフガン刑務所で再び暴動 アルカイダ収容、4人負傷


◎【カブール26日共同】アフガニスタンの首都カブール近郊のプルチャルキ刑務所で25日夜、一部受刑者が脱出を試みたことをきっかけに暴動に発展、当局者によると、看守の銃撃を受けて受刑者ら少なくとも4人が負傷した。受刑者は26日、刑務所の一部を占拠して立てこもり、抵抗を続けている。

同刑務所は国際テロ組織アルカイダのメンバーや旧政権タリバンの残存勢力ら計約1300人を収容。以前にも脱走を試みた受刑者と看守との間で銃撃戦などの暴動が起きている。

AP通信によると、アフガン国軍は100人以上の兵士や装甲車両などを刑務所に配置した。刑務所幹部は「平和的に解決したい」と述べ、軍、警察などとともに説得に当たっている。