NATO軍のアフガン駐留、長期化へ


◎【ロンドン23日】アフガニスタンに駐留するカナダ軍部隊の指揮官は英紙ガーディアンとのインタビューで、アフガンはまだ大きな問題を抱えており、北大西洋条約機構NATO)軍の駐留は今後何年も続くだろうと語った。(写真は、アフガニスタンに駐留する国際治安支援部隊=ISAF=のドイツ軍兵士たち)

カナダ軍はNATO主導の国際治安支援部隊(ISAF)に参加。敵対勢力の活動が盛んなアフガン南部で中心的な役割を担っている。

ISAFは今後数カ月で約6000人を増強し、総兵力を1万6000人とする予定。

NATO軍は何十年もアフガンにとどまるのかとの質問に対し、この指揮官は「何年も、何年もとどまることになる」と答えた。

ISAFはたびたび、2001年に米軍などの攻撃で政権の座を追われたイスラム原理主義勢力タリバンを支持する武装勢力による襲撃対象になっている。〔AFP=時事〕