■シリア、米国による改革派支援は内政干渉と非難


◎[ダマスカス 19日 ロイター] シリアは19日、国内の反政府勢力を支援すると米国が決定したことを内政干渉と非難した。

 シリアのムアレム外相は記者団に「これは我が国に対する内政干渉だ。われわれは、これを全面的に拒否する」と語った。

 米国は、ハリリ元レバノン首相暗殺にシリアの関与が疑われている問題でシリア批判を強めており、先週、「シリアの民主改革派」の援助として500万ドルを計上したと表明した。

 この援助は、米国による中東・北アフリカ民主化推進支援資金の一部。これまでにパレスチナおよび14カ国に合わせて3億ドルが拠出されている。

 シリアの組織から米国に資金援助の申請が来ているかどうかは不明。