短期間ならロ案受け入れ イラン外相が表明


◎ 【テヘラン19日共同】イランのモッタキ外相は19日、テヘラン共同通信などと会見し、ウラン濃縮の共同事業をロシアで行うとの妥協案をめぐる20日のロシアとの協議について「(共同事業の)実施期間が主要議題の1つ」とし、最終的には自国での濃縮を前提とした上で、短期間であれば、妥協案の受け入れが可能との考えを示唆した。

核問題の国連安全保障理事会への付託など国際社会の圧力が強まる中、協議に前向きな姿勢を示し、安保理による制裁などの厳しい措置を回避する狙いがあるとみられる。