■首都で連続テロ、41人死亡 イラク


◎【カイロ28日共同】イラクの首都バグダッドで28日、自爆テロや車爆弾による爆発が連続して発生、AP通信によると、41人が死亡した。中部サマラで22日に起きたイスラムシーア派聖廟(せいびょう)の爆破事件の後、同派とスンニ派の間で深まった対立は緩和に向かっていたが、再燃しかねない状況となった。

バグダッド東部では爆発物を身に着けた男がガソリンスタンド前に並んでいた人々の近くで自爆、23人が死亡、50人以上が負傷した。

同じ東部の別の場所では車爆弾が爆発し9人が死亡。首都中心部のカラダ地区のシーア派モスク(礼拝所)近くでも車爆弾が爆発し、4人が死亡した。3件の爆発は30分の間に相次いで起きた。