■毛派攻撃25人死亡 インド中部、60人拉致か


◎【ニューデリー28日共同】インド警察当局によると、中部チャッティスガル州ダンテワラで28日、多数の住民を乗せたトラックが地雷で爆破され、25人が死亡、33人が負傷した。ロイター通信は50人が死亡したと報じた。

極左武装組織インド共産党毛沢東主義派による犯行とみられる。PTI通信によると、60人以上が武装グループに拉致されたもよう。

PTI通信によると、トラックは計5台で、計100人以上が乗っており、政府が主催した反毛派の集会に参加して村に帰る途中だった。爆発後、現場に向かっていた警察車両が毛派の発砲を受け、付近で銃撃戦が起きた。

毛派は現在、貧農層を中心に構成され、同国東部から中南部で動きを活発化、地主や対抗勢力の殺害、治安当局への攻撃を繰り返している。