「スンニ派8000人虐待」 イラク、元司令官証言

■拉致の仏人解放

◎ドストブラジ仏外相は八日、記者会見し、昨年十二月五日にイラク武装勢力に拉致されたフランス人エンジニア、ベルナール・プランシェ氏が七日、解放されたと述べた。現地からの情報によると、同氏はバグダッド西部の米軍とイラク軍による監視地点で車から降ろされ、車はそのまま逃走したという。(パリ 山口昌子)(産経)


■北部で米軍ヘリが墜落、12人全員死亡

◎[バグダッド 8日 ロイター] イラク駐留米軍によると、米軍ヘリが7日深夜、イラク北部で墜落し、乗っていた12人全員が死亡した。またファルージャでは米兵への攻撃があり、5人が死亡した。
 7日に墜落したヘリは「ブラックホーク」。バグダッドから北に390キロのタルアファル付近で墜落した。ヘリが攻撃されたかは不明で、米軍が現在、墜落原因を調査中だという。
 米軍ヘリがライフル、マシンガン、ロケット手榴弾などを用いたイラク武装勢力の攻撃を受けることは少なくなかったが、2003年の戦争以降の墜落の多くは事故が原因だった。
 これとは別に、西部のファルージャ近辺で8日、小型武器による攻撃が3件発生し、米兵3人が死亡した。ファルージャ近郊の村では前日の7日に、爆弾攻撃で米兵2人が死亡している。


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内務省付近で攻撃2件が発生、少なくても7人が死亡

◎[バグダッド 9日 ロイター] イラクの首都バグダッドにある内務省付近で9日、自爆攻撃が2件発生し、少なくても7人が死亡、35人が負傷した。警察と内務省筋が明らかにした。
 爆発当時、内務省に隣接する警察学校では、イラク警察の発足84周年を記念する式典が行われていた。
 式典に参加していたイラク国営テレビの記者は、迫撃砲がパレードの会場を直撃し、1人が内務省入り口の検問所で自爆したと語った。