ガザで日本人2人保護 拉致の危険、と警察


■ガザで日本人2人保護 拉致の危険、と警察


◎【エルサレム2日共同】ガザ地区南部のパレスチナ自治区ラファで1日夜、自治政府警察当局がパレスチナ武装グループによる拉致の危険があるとして、日本人2人を保護していたことが2日、分かった。
 2人は山形県に本部がある海外支援団体から派遣された女性と知人のフリーカメラマンで、1日夜のうちにラファにある女性の自宅から別の場所に移り、2日には警察の保護下でガザ市に移動した。警察は女性宅周辺に不審者がいるとの理由で2人を保護したとみられる。
 一時は2人が拉致されかかったとの情報も流れたが、女性は「拉致されそうになったことはない」と否定している。女性は約3年前からラファを拠点に子どもの精神的なケアを行う活動をしている。