地震の被災地に2日連続の大雪、救援活動滞る


地震の被災地に2日連続の大雪、救援活動滞る


◎[ムザファラバード(パキスタン) 2日 ロイター] 昨年10月8日に強い地震が発生したパキスタンの一帯はここ2日連続して大雪と大雨に見舞われ、救援物資を運ぶ飛行機が離陸できず、テントやシェルターでの生活を余儀なくされる多数の避難民の苦痛を増大させている。
 一晩中続いた大雪と大雨により、テントの崩壊や土砂崩れが発生したが、救援物資を調整している軍の情報によると、大きな事故は発生していない。
 パキスタン北部を襲ったこの地震では7万3000人以上が死亡、インド側カシミール地方でも約1300人の死者が出た。