崖崩れで40人死亡


■がけ崩れで40人死亡 イエメン西部


◎【カイロ30日共同】イエメンの国営サバ通信によると、同国西部で28日夜、がけ崩れが発生し、少なくとも40人が死亡した。イエメン内務省当局者は中東通信に対し、100人近くが生き埋めになっていると語っており、死者数はさらに増える恐れがある。
 サバ通信によると、現場は首都サヌアの西約50キロの村。切り立ったがけから岩盤がはがれ落ち、ふもとの民家30戸以上を押しつぶした。
 サヌアからも救助隊が駆け付け、救援活動を行っているが、巨大な岩の下敷きになっているため難航。作業完了には数日かかるとの見方もある。