オイルマネーを中国の銀行に投資の意向
◎中国を訪問している石油輸出国機構(OPEC)議長で、クウェートのアハマド石油大臣は22日、メディアと懇談し、中国工商銀行に対して戦略的投資を行いたい意向を示した。北京晨報が伝えた。
アハマド大臣はその中で、「株式購入に関して、まず覚書を取り交わしたい」と発言。現地紙・北京晨報では、「交渉はまだ初期的段階にある」と分析している。
11月初旬にはクウェートが、アラブ首長国連邦とともに10億ドルを投じて、工商銀行の株式を購入する見通しとの報道もなされた。
一方、工商銀行の幹部は、これまでに何度も公の場で「投資を行ってくれる相手は、大きな商業銀行でなくても構わない」と話している。(編集担当:菅原大輔・如月隼人)(サーチナ)