スマトラ沖地震から1年


津波被災からの復興決意 スマトラ沖地震1年


◎【バンダアチェ26日共同】インド洋沿岸を大津波が襲い、12カ国で計22万人以上の死者・行方不明者を出したスマトラ沖地震から26日で1年を迎え、復興への決意を新たに、最大被災地インドネシアアチェ州など各地で追悼式典が開かれた。
 スマトラ沖地震は、20世紀以降の地震被害としては、死者約24万人の中国・唐山地震(1976年)に次ぐ惨事をもたらした。日本人もタイ、スリランカで計40人が死亡、2人が行方不明。国際社会からは民間からの寄付を含め総額130億ドル(約1兆5000億円)以上の支援が表明されたが、復興への道のりは遠いのが現状だ。
 26日は、16万人以上の死者・行方不明者を出したアチェ州の州都バンダアチェや、多数の外国人観光客が犠牲になったタイ南部プーケットなどで追悼式典を開催。