英仏独との交渉は平行線のまま 来年1月に再交渉


■来年1月に再び交渉=ウラン濃縮めぐり平行線−英仏独とイラン


◎【ベルリン21日時事】英仏独3国とイランは21日、ウィーンで同国の核問題をめぐり交渉を行い、来年1月に再び協議を行うことで合意した。交渉参加者によれば、5時間に及んだこの日の交渉は、双方はそれぞれの立場を主張し、平行線をたどった。
 3国側は、核兵器開発につながる恐れのあるウラン濃縮のイラン国内での実施を認めず、ロシア国内で行うとの同国提案の受け入れを迫っているが、イラン側は国内での濃縮実施を譲らないなど双方の立場には大きな隔たりがある。