鳥インフルエンザによる死者11人に


■死者11人に 鳥インフルエンザ


◎【ジャカルタ22日共同】インドネシア保健省は22日、首都ジャカルタで高病原性鳥インフルエンザによる死者が新たに2人確認されたことを明らかにした。今年7月以降、同国で確認された死者は計11人となった。
 今月13日に死亡した男性(39)と、15日に死亡した少年(8つ)が、鳥インフルエンザに感染していたことが世界保健機関(WHO)の検査で最終確認された。
 同国では一昨年から養鶏場などで鳥インフルエンザが流行。今年7月から死者が相次ぎ、日米などが拡大防止の支援に乗り出している。




■クリスマスのテロ警戒


◎【ジャカルタ22日共同】在インドネシア米大使館は22日、クリスマス前後にイスラム地下組織ジェマ・イスラミア(JI)などがテロや誘拐事件を起こす恐れが大きいとして警戒を呼び掛けた。
 11月に警察との銃撃戦で死亡したJIの爆弾専門家アザハリ容疑者の隠れ家にあった資料などから「この時期の危険性は例年以上に高い」としている。
 2000年のクリスマスイブにインドネシア各地のキリスト教会が連続爆破された事件は、JIの犯行とみられている。