東洋紡がサウジの海水淡水化設備に参入
■サウジの海水淡水化設備に逆浸透膜が採用=生産能力1.5倍―東洋紡
◎東洋紡 <3101> は28日、サウジアラビアに建設される中東湾岸諸国最大の海水淡水化設備に同社の逆浸透膜モジュール「ホロセップ」が採用されたと発表した。(時事)
■来月のOPEC総会、減産の必要ない=議長
◎[クウェート 27日 ロイター] 石油輸出国機構(OPEC)のアハマド議長(クウェート・エネルギー相)は27日、来月12日のOPEC総会では減産の必要はなく、原油価格は妥当な水準にある、との認識を示した。
ただ、日量200万バレルの余剰生産能力を活用する方針をあらためて表明することについては、必要であれば総会で検討する可能性がある、との見方を示した。
議長は「クウェートのエネルギー相として、減産の必要はないと認識している。われわれは、市場と価格の安定化に貢献しており、したがって現時点では減産の必要はない」と述べた。
サウジアラビアのヌアイミ石油鉱物資源相も26日、国際原油価格が値下がりしているが、来月のOPEC総会では減産を検討しない、との見通しを示していた。
■原油市場は均衡、在庫は「非常に満足できる水準」=サウジ石油鉱物資源相
◎[クウェート 28日 ロイター] サウジアラビアのヌアイミ石油鉱物資源相は28日、当地で記者団に対して、原油市場は均衡していると述べたほか、在庫は満足できる水準にあるとの認識を明らかにした。
同相は「市場は現在すばらしい状態だ。バランスがとれているほか、在庫も非常に満足のできる水準にある」との認識を明らかにした。
市場が必要な状況になった場合に、日量200万バレルの余剰生産能力を活用することを石油輸出国機構(OPEC)が検討するかどうかについて尋ねられ、同相は「正直なところ分からないため、コメントしない。総会でデータを検討し、その上で結論を出すことになろう」と応じた。