■イラン核問題、安保理付託ならウラン濃縮再開=原子力庁長官
◎[テヘラン 29日 ロイター] イランは、同国の核プログラムが国連安全保障理事会に付託されれば、ウラン濃縮を再開し、国連の抜き打ち査察の受け入れを中止する、とあらためて警告した。
アガザデ原子力庁長官は、安保理付託には何の法的根拠もない、と言明。「(付託されれば)われわれは、速やかにウラン濃縮の中止を解除し、核拡散防止条約(NPT)追加議定書の順守を凍結する」と述べた。
国際原子力機関(IAEA)理事会は、11月にイランの核問題を協議する。