■車爆発、聖戦幹部死亡 イスラエル軍、関与否定


◎【エルサレム1日共同】パレスチナ自治区ガザ市からの情報によると、同市内で1日、パレスチナイスラム原理主義組織、イスラム聖戦の軍事部門幹部ハレド・ダドゥーハ氏を乗せた乗用車が爆発、同氏が死亡した。パレスチナ側はイスラエル軍による空爆と主張、軍報道官は「軍は関与していない」と否定した。

殺害された幹部はイスラエルに対するロケット弾攻撃にかかわっていた。数カ月前に軍空爆で死亡した別の幹部に代わって地元司令官となり、数度にわたり軍空爆の標的になった。現場はパレスチナ財務省近くの交通量が多い道路で、AP通信によると、爆発の影響で市内の一部が停電した。