■停戦協定順守を協議 スリランカ和平交渉始まる


◎【ジュネーブ22日共同】スリランカ政府と同国の少数派タミル人反政府武装組織「タミル・イーラム解放のトラ(LTTE)」の和平交渉が22日、ジュネーブ郊外で始まった。日程は2日間で、崩壊の危機にある停戦協定の順守問題が協議の中心。

スリランカ和平交渉は2003年3月に神奈川県箱根町で開かれた第6回を最後に中断しており、政府とLTTEの直接交渉は約3年ぶり。今回はノルウェー政府が仲介した。

交渉にはスリランカ政府側からデシルバ保健・厚生相らが、LTTE側からはバラシンハム政治顧問らが参加。