■風刺画問題で欧米を非難 パキスタン、アフガン首脳


◎【イスラマバード16日共同】パキスタンムシャラフ大統領とアフガニスタンカルザイ大統領は15日、イスラマバードで首脳会談後に記者会見し、イスラム預言者ムハンマドの風刺漫画掲載問題をめぐり、欧米各国の指導者に対して冒とく的な行為を認めないよう求めた。

ムシャラフ大統領は会見で「一人のイスラム教徒として、冒涜的な行為を非難する」と述べ、カルザイ大統領とともに風刺漫画掲載を批判した。

パキスタンでは、風刺漫画に抗議する14、15両日のデモで、参加者が米国系ファストフード店に放火するなど暴徒化。AP通信によると、警官隊との衝突などで計5人が死亡した。