新たに5人が鳥インフルエンザに感染

アンカラで、3人の鳥インフルエンザ感染を確認

◎ [アンカラ 8日 ロイター] トルコの首都アンカラで、新たに3人が鳥インフルエンザに感染していることが明らかになった。
 同国東部の農村地帯では先週、同じ家族の3人の子どもが病原性の高い「H5N1型」鳥インフルエンザ・ウイルスに感染、死亡している。
 医師によると、感染が確認されたのは子ども2人と60歳の男性。アンカラで治療を受けているという。
 感染した子どもは、アンカラの西にあるBeypazari出身の5歳と2歳で、死んだ野鳥に接触した後に感染した。
 また、アンカラの東約800キロのVan県では、4人の子どものH5N1型鳥インフルエンザ・ウイルスへの感染が確認された。これにより、トルコでの鳥インフルエンザ感染は、現在までに確認されているだけで7人となっている。


■新たに5人感染 鳥インフルエンザ拡大

◎【カイロ9日共同】AP通信によると、トルコ保健省は9日、新たに同国中部と東部の5人が高病原性鳥インフルエンザのH5N1型ウイルスに感染していたことが暫定検査で確認されたと明らかにした。8日には首都アンカラで3人と同国東部で2人のH5N1型感染が確認されており、全国的な感染拡大への懸念が高まっている。観光など経済に影響を与える恐れもあり、政府は家禽(かきん)処分など対応に懸命だ。
 同通信によると、トルコの感染者は疑い例も含め計15人、うち3人が死亡している。
 トルコからの報道によると、8日にアンカラで感染が確認された3人は2歳と5歳の幼児と60歳代の男性。幼児2人はアンカラの西約100キロのベイパザル出身で、死んだ野鳥と接触し感染したという。