障害児施設火災で13人焼死

■障害児施設火災で13人焼死

◎【モスクワ8日共同】中央アジアタジキスタンの首都ドゥシャンベで8日未明、障害児らの養育施設で火災が起き、子供13人が焼死したほか、約60人がやけどを負うなどして病院に運ばれた。インタファクス通信などが報じた。
 同施設には歩行できない子供もいた。出火場所は寝室付近で、施設では電気による暖房が利用されていたことから、消防当局は電気系統から出火した可能性があるとみて調べている。
 地元当局によると、火災で約80人の子供が避難したが、施設の窓に鉄格子があり救助が難航したという。
 ロシア通信は住民の話として、現場付近にある在タジキスタン日本大使館の警備員らも子供を救助したと伝えた。
 施設は木造平屋建てで、老朽化が進んでいた。