イスラエルがガザ地区北部、ベイルート南部を空爆


イスラエルガザ地区北部を空爆


イスラエル軍報道官は28日、レバノンの首都ベイルート南郊にあるパレスチナ武装組織「パレスチナ解放人民戦線総司令部」の訓練基地をイスラエル空軍機が同日未明に空爆したと明らかにした。また、28日には、ガザ地区からイスラエル西部にロケット弾が発射されたことを受け、イスラエル軍ガザ地区北部を空爆した。(毎日)




イスラエルベイルート南方のパレスチナ系組織の訓練基地を攻撃


◎[エルサレム 28日 ロイター] イスラエル軍用機が28日朝、ベイルート南方にあるパレスチナ系組織の訓練基地を攻撃した。イスラエル軍報道官が発表した。イスラエルへのロケット攻撃の報復という。
 同報道官は、イスラエルによる空爆パレスチナ解放人民戦線総司令部派(PFLP─GC)が使用する訓練基地を標的に実施した、と述べた。死傷者や被害状況に関する情報は、現段階では入手できていない。
 イスラエル軍の発表によると、27日の遅い時間に、3発のロケット弾が、レバノンからイスラエル北部の町に打ち込まれ、1人の負傷者が出るなどした。これに関する犯行声明は、今のところ出されていない。
 イスラエル軍報道官は「イスラエルには市民を保護する権利がある。テロ組織を解体しないのはレバノン政府の責任だ」との立場を示した。