幹部の7割がすでに拘束か殺害されていると、ロシア情報局




■幹部7割を拘束か殺害 アルカイダでロ情報局長官


◎【モスクワ20日共同】ロシア対外情報局のレベジェフ長官は19日、インタファクス通信に対し、米中枢同時テロが起きた2001年以降、欧米諸国などの国際的な対テロ作戦で、国際テロ組織アルカイダ幹部の約7割が拘束されたか殺害されたと語った。
 例として長官は、アルカイダの指導者ウサマ・ビンラディン容疑者に近いナンバー3格とされ、今年5月にパキスタン当局が拘束、米国に移送されたアブファラジ・リビ容疑者らを挙げた。
 長官はまた、欧州各国の情報機関が11月、合同の対テロ作戦を実施し、ベルギー、フランス、イタリアなど各国でアルカイダ関係組織の幹部やメンバーが拘束されたことを明らかにした。