イスラム諸国首脳会議の特別首脳会議がメッカで始まる


■宗教イメージ改善も課題 イスラム諸国首脳会議


◎【カイロ7日共同】イスラム諸国会議機構(OIC)の特別首脳会議が7日、サウジアラビアイスラム教の聖地メッカで始まった。組織としての影響力を強めるため、機構改革などが話し合われる予定だが、世界各地で相次ぐイスラム過激派のテロで悪化したイスラム教のイメージ改善も課題となる。
 会議は2日間の日程で、サウジのアブドラ国王のほか、イラク移行政府のタラバニ大統領、イランのアハマディネジャド大統領らが出席。イスラム圏からの外国軍撤退を求めるメッカ宣言や、貧困などの課題を解決するための10カ年行動計画を採択する見通し。