聖戦アルカイダがテロの映像公開


■数週間内に撤退時期発表 イラク駐留軍で伊首相


◎【ブリュッセル26日共同】イタリアからの報道によると、同国のベルルスコーニ首相は25日、イラクに駐留するイタリア軍の具体的な撤退時期などについて「マルティノ国防相が数週間以内に議会に報告する」と記者団に語った。
 首相は22日、2900人のイラク駐留軍を2006年内に完全撤退させる方針を明らかにしている。首相は「既に10%縮小した。撤退は段階的に行われるだろう」と述べた。




■ホテル爆破時の映像公表 聖戦アルカイダ


◎【カイロ26日共同】イラクの首都バグダッドで10月24日に外国人ジャーナリストらが宿泊するパレスチナ・ホテルが爆破された事件で、イラク聖戦アルカイダ組織を名乗るグループは25日、犯行までの様子を撮影したビデオ映像をウェブサイトに公表した。AP通信が伝えた。
 映像には、標的のホテルへの道を車の窓越しに指示する手や、犯行に使われたミキサー車を犯人が運転する様子のほか、「神は偉大なり」と叫ぶ声を背景に現場から煙が立ち上る様子が写されている。