ザワヒリ副官が「英国女王はイスラムの敵」とビデオで発言


アルカイダ副官、ビデオで「英女王はイスラムの敵」=英紙


◎[ロンドン 13日 ロイター] 英サンデー・タイムズ紙は、7月のロンドン同時爆破攻撃後に公表されたビデオのなかで、アルカイダザワヒリ副官が、エリザベス英女王を「イスラム最大の敵の1人」と呼んでいたと報じた。
 ビデオは9月に公表されていたが、その一部で副官は攻撃を称賛する一方、女王を非難。諜報機関はこれを受け、女王がアルカイダの具体的な標的になったと関係省庁に伝えたという。
 同紙は英政府高官の発言として、当初ビデオの一部が放映されなかったとしている。
 27分間のビデオを入手したとしている同紙によると、副官はこのなかで、エリザベス女王は英国の「十字軍の法」に対する最終責任を負っており、イスラムの敵だと述べている。
 外務省とバッキンガム宮殿側のコメントは得られていない。