■英外相がイラク訪問、大統領と英軍駐留問題を協議


◎【カイロ=長谷川由紀】ストロー英外相は21日、バグダッドイラク移行政府のタラバニ大統領と会談し、イラク南部の住民に対する暴行疑惑が表面化した駐留英軍の処遇などについて協議した。
 会談後、タラバニ大統領は「(英軍は)独裁からイラクを解放し、治安維持などに寄与してきた。イラク治安部隊が十分に機能するまでは、英軍に駐留してもらう必要がある」と述べ、地元住民やイランなどから出ている撤退要求をいっしゅうした。(読売)