中国とインドからの小麦粉の関税を引き上げ


■小麦粉バトル:インドネシアが中国・インドと対立


インドネシア財務省は、中国およびインドから輸入される小麦粉に課せられる関税を12月1日から大幅に引き上げた。1日付で中国貿易報が伝えた。

 これまで両国製の小麦粉に対しては5%の関税が課せられていた。今回の関税の引き上げ幅は、中国製が9.5%、インド製が11.44%。新関税の有効期間は5年間だが、インドネシア政府は税率などについて1年後に見直すことにしている。

 中国の業界団体は、「インドネシアの全消費量のうち、中国製は3%しか占めていない」「関税引き上げには、根拠がない」と反発の声を上げていた。(編集担当:菅原大輔・如月隼人)(サーチナ)




鳥インフルエンザによる死者が8人に


◎[ジャカルタ 3日 ロイター] インドネシアで3日、先に死亡した25歳の女性が「H5N1型」鳥インフルエンザに感染していたことが確認された。同国保健省の高官が、世界保健機関(WHO)傘下の研究所による調査結果を明らかにした。
 同国の鳥インフルエンザ感染による死者数は、これで8人になった。
 世界全体で確認されている133人の「H5N1型」鳥インフルエンザ感染者のうち、69人が死亡したことになる。