核問題交渉再開を要請=英仏独外相に書簡


■核問題交渉再開を要請=英仏独外相に書簡


◎【カイロ6日時事】イラン国営通信などが6日伝えたところによると、同国の原子力政策を統括する最高安全保障委員会のラリジャニ事務局長は、英仏独3国外相にあてて書簡を送り、イランの核問題をめぐる交渉の再開を求めた。書簡は3国の大使に手渡されたという。




■国連核査察団を軍事施設に受け入れ、EUに交渉再開を要請


◎[テヘラン 6日 ロイター] イランは、同国が国連の核査察団を国内の軍事施設に受け入れたことを確認するとともに、核問題をめぐる欧州連合(EU)との交渉再開を求めた。
 イラン国営通信(IRNA)は、イランは英国、フランス、ドイツに書簡を送り、8月に決裂した交渉の再開を要請したと伝えた。
 国際原子力機関IAEA)は、今月の理事会で、イランの核問題を国連安全保障理事会に付託する可能性があり、書簡は核をめぐる緊張の緩和を狙ったものとみられている。
 書簡は、イランの核交渉を担当するラリジャニ・イラン国家安全保障最高会議事務局長の名前で、3カ国の外相充てに送付された。