アルカイダがバグダッドの外国人大使殺害を警告


アルカイダバグダッドの外国人大使殺害を再警告=サイト


◎ [ドバイ 4日 ロイター] イラクアルカイダ系組織は4日、イラクの首都バグダッドに駐在している外国人大使を殺害するとあらためて警告する声明を、インターネット上に掲載した。同組織は前日に、人質にとったモロッコの大使館関係者2人を殺害する旨を警告している。
 イラク移行政府は、外交関係を完全回復するようアラブ諸国に呼びかけ、大使らの安全確保のため保護地区を設けるとしている。一方、アルカイダは、大使らを「不信心な政府」の協力者とみなす、としている。
 今回の声明は、ザルカウィ容疑者が利用するサイトに掲載されたもので、「これまでにも駐バグダッド大使に警告し、実際に標的にしたにもかかわらず、大使らは駐在を続けている」「それゆえ、特にこの異端政府への支持を表明した国の大使らに、あらためて警告する。彼らを追跡し復讐を果たすのに、われわれは努力を惜しまない」などとしている。