ついに女性が選挙参加。18人が立候補


■サウジ女性、初の選挙参加 商議所役員選に18人


◎【カイロ25日共同】サウジアラビアの英字紙アラブ・ニューズによると、西部ジッダの商工会議所役員12人を決める11月の選挙に、女性の参加が同国で初めて認められ、25日までに女性実業家18人が立候補を表明した。
 初の全国規模の選挙として今年2−4月に行われた自治評議会選挙では、女性への参政権付与は見送られただけに、女性の政治参加拡大につながるとみられている。
 商工会議所の会員は約4万人で1割近くが女性。男性は58人が立候補した。女性会員の抗議を受け、商工省が女性の立候補を認めた。
 投票日は27−30日。公共の場で男女を分ける慣習に従い、前半2日間は女性専用、後半は主に男性が投票する。