アルカイダイラクで米海兵隊員2人を拘束したと発表=ウェブサイト


◎[ドバイ 2日 ロイター] アルカイダは2日、ウェブサイトを通じ、イラク西部で米海兵隊の兵士2人を拘束したと発表、米軍に対し24時間以内にスンニ派の女性囚人を解放するよう求めた。

 ただ、米軍側は、アルカイダの米兵拘束に懐疑的。ニール・マーフィー少佐は、声明で「イラク西部で、アルカイダ海兵隊の兵士2人を拘束した兆しはない」とし、担当部隊が海兵隊員全員の安否確認を行っていると述べた。

 この声明発表とほぼ同時期に、米軍はイラク西部でアルカイダ勢力の掃討作戦を開始していた。

 ウェブ上で発表された声明の信ぴょう性は確認できていない。

 イラク駐留米軍のスポークスマンはこれより先、「われわれの仲間が拘束されたとの報告は受けていない。根拠のないうわさである可能性がある」と述べていた。